11/9さばえSDGs CINEMAシェア『おクジラさま ふたつの正義の物語』
イベント告知
2021.10.20
「さばえSDGs CINEMAシェア」は、映画を通じて感じたことや考えたことを参加者同士でシェアすることで、知識や理解を深め、SDGsについて考えるきっかけをつくる上映会です。
開催日時
令和3年11月9日(火) 19:00~21:00
会場
さばえSDGs推進センター(めがね会館9階)
参加費
一人300円(当日会場にお持ちください)
参加申込
こちらの画像をクリック↓
今回の上映映画『おクジラさま ふたつの正義の物語』
紀伊半島南端に近い和歌山県太地町は、人口約3000の小さな漁師町。2010年、この町が一躍世界の注目を浴びた。町で行われているイルカの追い込み漁を批判的に描いたドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞したのだ。以来、「クジラの町」として400年の捕鯨の歴史を「誇り」にもつ太地町は、イルカやクジラを保護したい海外の活動家たちからの集中非難の的となる。2010年秋、過激な抗議活動で知られるシーシェパードのメンバーが太地町に降り立ち、小さな漁師町が国際紛争の舞台となった時から、物語はスタートする。
マスメディアが報じてきた二項対立 ―捕鯨を守りたい日本人とそれを許さない外国人― という単純な図式ではなく、賛否にとらわれない多種多様な意見をカメラは捉えていく。歴史・宗教・イデオロギーの違いや、自分と相容れない意見や価値観を持つ他者との共存は果たして可能なのか?日本の小さな漁村で起きている衝突を通して、世界が今直面しているグローバリズムとローカリズムの対立、そして「ダイバーシティ~多様性の危機」を描き出す。